11/1~4 明王院 33年に一度本尊御開帳(広島)

御開帳情報

明王院 33年に一度本尊御開帳(広島)

広島県福山市の明王院で11月に三十三年に一度の本尊御開帳が行われる。
開帳されるのは国宝の本堂である御本尊、十一面観世音菩薩像と、こちらも国宝である五重塔の本尊、弥勒菩薩像。
十一面観世音菩薩は国の重要文化財、弥勒菩薩は県の重要文化財に指定されている。
五重塔には他に不動明王坐像、愛染明王坐像(いずれも県の重要文化財)も安置されている。
なお十一面観世音菩薩像は三十三年ぶりの御開帳を記念して開催される、ふくやま美術館の特別展「ふくやまの仏さま ―国宝明王院本堂本尊33年ぶり特別公開記念」でも特別公開される。

場所
明王院

日程
2024年11月1日(金)~4日(月振休)
9:00~16:00

拝観料
1,000円
中高生以下 無料

詳細
明王院公式ホームページ

仏像
国重文 木造十一面観音立像(伝僧最澄作/平安時代)
県指定文化財 木造弥勒菩薩坐像(南北朝時代)
県指定文化財 木造不動明王坐像(南北朝時代)
県指定文化財 木造愛染明王坐像(南北朝時代)

明王院について

愛宕山中腹近くにあり、中道山円光寺明王院と称し、国宝の「本堂」「五重塔」を有する真言宗大覚寺派の古刹。
もとは西光山理智院常福寺といい、大同2年(807)弘法大師の開基と伝えられている。
その後、鎌倉時代後期の南都西大寺流律宗の勧進活動や草戸千軒の繁栄の影響もあり、鎌倉時代末期に本堂再建、室町時代前期に五重塔を建立など、”中世・西国屈指の寺院”となる。
元和5年(1619)、水野勝成が福山藩主として入府してからはその庇護を受けた。
三代水野勝貞は常福寺に、城下神島町の歴代藩主の祈願寺となっていた明王院を合併し、当時の住職宥仙は、寺号を明王院と改め今日に至る。

名称
真言宗 中道山円光寺 明王院(みょうおういん)

拝観情報
御本尊の御開帳は33年に一度
境内自由
8:00~17:00

URL
公式サイト
【国宝】明王院 | 観光スポット | 福山観光コンベンション協会
明王院(みょうおういん) – 福山市ホームページ

所在地
広島県福山市草戸町1473

アクセス
■鉄道
JR山陽本線「福山」駅より徒歩約35分

■バス
JR 福山駅よりトモテツバス
福山駅前」5番のりば
鞆線 平日14:20、土日祝13:45
↓ 約7分/190円
「明王院前」バス停より徒歩約5分
帰路 平日10:42、土日祝10:42

「福山駅前」6番のりば
新川線、尾道線、早戸線
↓ 約6分/180円
「神島橋西詰」バス停より徒歩約15分

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