御開帳情報
山梨県南アルプス市の宝珠寺で9月21日、国の重要文化財指定の仏像が御開帳される。
御開帳されるのは木造大日如来坐像と四波羅蜜(しはらみつ)菩薩坐像四体の五尊像。いずれも平安時代作。
甲斐源氏加賀美遠光、小笠原長清父子ゆかりの仏と考えられている。
場所
宝珠寺
日程
2024年9月21日(土)
9:00~16:00
拝観料
志納
詳細
国重要文化財「木造大日如来及四波羅蜜菩薩坐像」が一般公開(御開帳) – 山梨県 南アルプス市 -自然と文化が調和した幸せ創造都市-
仏像
国重要文化財 木造大日如来及四波羅蜜菩薩坐像(平安時代)
宝珠寺について
往古は真言宗に属し馴虎山宝珠寺と称え法善寺末として栄えた。中古寺運が傾いたが延宝五年(1677)伝嗣院十四世骨心和尚が再興、如意山宝珠護国禅寺と号し曹洞宗の道場となった。伝説によれば養老年中僧行基が里人の水災に苦しむをあわれみ開基し自ら五知如来をつくり安置、その後廃頽したのを承安年間(1171~4)加賀美遠光が再建、さらに元暦年間(1184)遠光の次男小笠原長清が毘沙門天立像を併せ祀ったという。
昭和35年県文化財に指定された五知如来坐像は、その後の研究によって平成3年「木造大日如来及四波羅蜜菩薩坐像」として重要文化財に指定された。また、境内にあるクロマツは県指定天然記念物に、毘沙門天立像は町文化財に指定されている。
名称
曹洞宗 如意山宝珠寺(ほうじゅじ)
拝観情報
大日如来及四波羅蜜菩薩の御開帳は年2回
春秋彼岸頃
所在地
山梨県南アルプス市山寺950
アクセス
■鉄道
JR身延線「東花輪」駅より徒歩約105分
■バス
JR 甲府駅より山梨交通バス
42,43,44系統「甲府駅バスターミナル」
↓ 約37~44分/800円
「小笠原下仲町」バス停より徒歩約15分