11/23~12/22 企画展「羅漢・役行者・行基-山の修行者の系譜―」(堺市博物館)

展覧会情報

大阪府堺市の堺市博物館で山林修行に励んだとされる羅漢、役行者、行基をテーマにした企画展が行われる。

羅漢(らかん)とは仏教用語では阿羅漢(あらかん)の略で、最高位の修行に達した聖者のことを指し、禅宗、天台宗を中心に篤く信仰された。

「役行者(えんのぎょうじゃ)」とは7~8世紀に奈良を中心に活動していたと思われる、修験道の開祖とされている人物。
修験道とは山を聖域とし、その聖域の奥深くまで分け入って修行することによって神秘的な力を得、その力によって自他の救済を目指そうとする山岳信仰の宗教である。

行基は日本最初の大僧正の位を授けられた高僧。
24歳で受戒し、ほぼ同時期に明日香村にある飛鳥寺に入った。月の半分は山林修行を行い、半分は飛鳥寺で経典学習に励むという生活を14年間続けた。
その後、貧しい人々に宿泊と食糧を提供するための布施屋を建設したり、橋や道路、新田開発などの土木工事にも携わるなど社会事業に尽力。さらに東大寺の大仏造立の中心人物として奔走したが完成をまたずにこの世を去った。

名称
企画展「羅漢・役行者・行基-山の修行者の系譜―」

会場
堺市博物館(大阪府)

日程
2024年11月23日(土祝)~12月22日(日)
9:30~17:15(入館は16:30まで)

休館日
月曜日

料金
一般 200円
高校・大学生 100円
小・中学生 50円
※堺市在住・在学の小中学生は無料
※11月23日・24日は「関西文化の日」として無料

URL
展覧会公式サイト

仏像
国重文 木造大日如来坐像(平安時代/岩湧寺蔵)
市指定 木造愛染明王坐像(平安時代/岩湧寺蔵)
木造前鬼像・後鬼像(江戸時代/野尻町内会蔵)
木造蔵王権現立像(平安時代/海岸寺蔵)

美術・博物館情報

堺市博物館
https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/hakubutsukan/

URL
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開館時間
9:30~17:15(入館は16:30まで)

休館日
月曜日(祝日・休日の場合は開館)
年末年始

料金
一般 200円
高校・大学生 100円
小・中学生 50円
※堺市在住・在学の小中学生は無料
※堺市在住の65歳以上の方は無料
※特別展開催時には料金変更の場合あり

所在地
大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁
大仙公園内

アクセス
■鉄道
JR阪和線「百舌」駅より徒歩約8分
南海高野線「三国ヶ丘」駅より徒歩約20分
阪堺電鉄阪堺線「御陵前」駅より徒歩約35分

■バス
南海高野線 堺東駅より南海バス
「堺東駅前」140系統 あみだ池ゆき
↓ 約7分/250円
「堺市博物館前」バス停より徒歩約4分

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