10月と11月に七尾市の海門寺で12年ぶりの特別御開帳、国指定十一面千手観音坐像(石川)

御開帳情報

海門寺 十一面千手観音坐像特別御開帳

石川県七尾市の海門寺で国の重要文化財に指定されている仏像が今秋特別開帳される。
開帳されるのは平安時代作の十一面千手観音坐像。針葉樹材の一木造。33年に一度開帳される秘仏である。
前回の御開帳は2003年、中開帳を2020年に予定していたが、コロナ禍で断念。
今回は叶わなかった中開帳と、本年の能登半島での度重なる自然災害による犠牲者の追悼と早期復興祈願を目的とした特別御開帳である。
なお2012年に国の重要文化財に指定された際に特別公開されており、それ以来12年振りの開帳となる。次の御開帳は前回の2003年から33年後の2036年、12年後となる予定。
海門寺の副住職は「ぜひこの貴重な機会に足を運んでいただき、一人でも多くの方に見ていただきたい。」と呼びかけている。

日程
2024年10月26日(土)~11月10日(日)までの土・日・月
10月26日(土)、27日(日)、28日(月)
11月2日(土)、3日(日)、4日(月振休)、9日(土)、10日(日)
10:00~16:00

拝観料
志納

特別行事
■初日御開扉法要(能登半島復興祈願併修)
10月26日(土) 10:00~

■夜間特別拝観(大念珠繰り、坐禅体験ほか)
11月3日(日)、9日(土) 19:00~20:00

■禅羽鶴(ぜんばづる)奉納
観音堂内に、ご供養や願い事を参詣者にお書きいただいた折り鶴をつるします。

■特別御朱印頒布

仏像
本尊 釈迦牟尼仏
国重要文化財 木造千手観音坐像(平安時代)

問い合わせ
海門寺(かいもんじ)
0767-52-3888

海門寺について

創建は不明であるが、古くは密教系寺院と推定される。 能登守護畠山家により中興開山。
臨済宗建長寺派として七堂伽藍ありしを、上杉勢の能登侵攻により七尾城落城とともに当寺も灰燼に帰す(観音堂のみ焼失を免れる)。
天正十(1582)年、小丸山城主前田利家公当地へ鷹狩りの折、その深き由緒を聞き寺領を寄進。前田家の祈願寺として再興され、現在に至る。

名称
曹洞宗 大龍山海門寺(かいもんじ)
・能登観音霊場 第五番札所
・七尾地蔵尊霊場 結願第二十四番札所
・能登七福神霊場巡り(弁財天)

拝観情報
千手観音坐像は33年に一度の御開帳
本堂など伽藍内は常時拝観可能
8:30~17:00

URL
大龍山 海門寺 | 曹洞宗石川県宗務所

所在地
石川県七尾市大田町5-74

アクセス
■車
七尾城史資料館より約10分
和倉温泉周辺より約20分
国道160号線 大田八幡交差点より約2分

■鉄道
JR七尾線「七尾」駅より徒歩約70分

■バス
JR七尾駅より北鉄バス
崎山循環線「七尾駅前」3番のりば
月:10:00、12:00、13:30
土日:10:00、13:30
↓ 260円
月:11:01、12:11、13:41
土日:11:01、13:41
「海門寺」バス停より徒歩約2分

帰路時刻
月:12:11、13:41、15:41
土日:13:41、17:41

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