基本情報
大阪府泉大津市で11月24日の日曜日に「泉大津と仏教美術」と題し、普段は非公開の文化財が一般公開される。
これは泉大津市立小津中学校の「共創」をテーマに生徒と地域で創る探求学習授業の一環で行われるプロジェクトによるもの。
生徒がゼロから企画し交渉なども生徒自ら行い、泉大津市のイベント「まちなかアートフェス2024」の一環として開催されることとなった。
公開されるのは泉大津市内の寺院四ケ寺、安楽寺、上品寺、千原観音堂、穴師薬師寺のいずれも平安から鎌倉時代にかけて造られ多くが文化財に指定されている仏像八躯。
普段は非公開であり今後の公開も未定である。是非この貴重な機会に足を運び、身近にある文化財に触れてみてはいかがだろうか。
四ケ寺巡りにはレンタサイクル「HELLO CYCLING」の利用がおススメ。寺間の移動は最長で約15分ほど、電動アシスト付き自転車で楽に移動することができる。（注：レンタルできる台数には限りがあり、レンタルできない可能性もあり）
ご挨拶
私たち小津中学校では「共創PJ」という生徒と地域で創るプロジェクトを探求学習として進めております。
私たちは泉大津市の文化財のなかでも、美術工芸品を多くに人に知ってもらうことで、地域の歴史と文化を後世へと大切に守り伝えていきたいと思い「文化財一般公開PJ」を立ち上げました。
泉大津市には平安時代から鎌倉時代にかけての貴重な仏教美術が多く伝来しております。
是非この機会に、泉大津市の素晴らしい文化財に触れ、興味を持っていただけたらと思います。
日程
令和6(2024)年11月24日(日)
9:00～15:00
拝観料
無料
文化財公開MAP
クレジット
主催：泉大津市立小津中学校「共創PJ「泉大津市の文化財一般公開PJ」」
協力：泉大津市文化祭実行委員会
問合せ：泉大津市教育委員会 生涯学習課 0725-33-1131
ポスターデザイン：小津中学校2年生 菅「小津広告代理PJ」
写真撮影：小津中学校3年生 北隅
文化財公開寺院紹介
安楽寺（あんらくじ）
木造阿弥陀如来立像（鎌倉時代／市指定文化財）
快慶やその高弟、行快を思わせる慶派仏師ならではの優美でリアルな衣文表現は必見
参考
安楽寺 | 寺院を検索する | 浄土宗 寺院検索
安楽寺（あんらくじ） | 泉大津グルメ観光マップ
アクセス
泉大津市本町4-14
南海本線「泉大津」駅より徒歩約8分
上品寺（じょうぼんじ）
木造阿弥陀如来坐像（平安時代／市指定文化財）
厚みのある体躯や浅いながらもしのぎを立てた衣文表現は平安中期以前を思わせる
アクセス
泉大津市春日町20-8
南海本線「泉大津」駅より徒歩約9分
千原観音堂（ちはらかんのんどう）
木造十一面観音立像（平安時代／府指定文化財）
独特な面相表現は泉州地域独自の表現か
しのぎ立った衣文表現や渦文など平安中期以前の古様な表現を見せる古仏
アクセス
泉大津市千原町1-1-29
南海本線「北助松」駅より徒歩約15分
JR阪和線「信太山」駅より徒歩約18分
JR阪和線「北信太」駅より徒歩約20分
穴師薬師寺（あなしやくしじ）
木造四天王立像（推定平安時代／市指定文化財）
四体ともに厚い補彩が施されているが、ユーモアな表情や一瞬を切り取った動静表現は必見である
木造伝薬師如来立像（平安時代）
アクセス
泉大津市我孫子
JR阪和線「和泉府中」駅より徒歩約17分
南海 泉大津駅より南海バス
321V、331、333、341、342系統「池浦」バス停より徒歩約10分
約3分／200円
321V、331、333、341、342系統「我孫子」バス停より徒歩約8分
約6分／200円
JR 和泉府中駅より南海バス
321V、331、333、341、342系統「我孫子」バス停より徒歩約8分
約6分／200円
アクセス
各寺院へはレンタルサイクル「HELLO CYCLING」がおススメ。
南海本線「泉大津駅」からの利用が便利です。
HELLO CYCLING
泉大津駅、松ノ浜駅に「HELLO CYCLING」のステーションあり。
アプリをダウンロードしてご利用ください。
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サイクリングモデル周遊コース
■泉大津駅利用
南海 泉大津駅東出口
↓ 約5分
①安楽寺
↓ 約5分
②上品寺
↓ 約15分
③千原観音堂
↓ 約15分
④穴師薬師寺
↓ 約7分
南海 泉大津駅東出口
■松ノ浜駅利用
南海 松ノ浜駅
↓ 約5分
②上品寺
↓ 約5分
①安楽寺
↓ 約10分
④穴師薬師寺
↓ 約15分
③千原観音堂
↓ 約10分
南海 松ノ浜駅
