展覧会情報
京都市伏見区に位置する醍醐寺は、平安時代前期の貞観16年(874)に理源大師聖宝(りげんだいししょうぼう)によって開創されて以来、真言密教の拠点寺院として、歴代の皇族や公家、武家の信仰を集め歴史の表舞台において重要な役割を果たしてきました。醍醐山山上(上醍醐)と山裾(下醍醐)の二つの伽藍からなる醍醐寺は、山の寺としての性格を持ち、国家安泰や祈雨など種々の祈願の場として、また江戸時代初期からは修験道の拠点寺院として発展してきました。本展では、「山の寺 醍醐寺」「密教修法のセンター」「桃山文化の担い手」の三つの章に加えて、醍醐寺の特徴を紹介するコーナー展示「秘法継承」「密教法具一神秘の造形」「修験の寺」「引き継がれる聖宝の教えー顕密兼学の精神」「醒醐寺の近代・現代美術」を設け、醍醐寺に伝わる国宝14件、重要文化財47件を含む約90点の宝物を大阪で初めて大規模にご紹介します。秀吉や北政所が愛した桜にまつわる寺宝も華やかに花を添えるなど、その歴史と美術を展観する貴重な機会となります。
展覧会公式サイトより
名称
開創1150年記念 醍醐寺 国宝展
会場
大阪中之島美術館 4階展示室
日程
2024年6月15日(土)~8月25日(日)
前期:6月15日(土) – 7月21日(日)
後期:7月24日(水) – 8月25日(日)
10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日
月曜日、7/23(火)
※7/15(月・祝)、8/12(月・休)は開館
料金
一般 1,800円(前売・団体 1,600円)
高大生 1,100円(前売・団体 900円)
小中生 500円(前売・団体 300円)
仏像
国宝 薬師如来光背小七仏薬師像(平安時代(10世紀))
国重要文化財 如意輪観音坐像(平安時代(10世紀))
国重要文化財 吉祥天立像(平安時代(12世紀))
国重要文化財 帝釈天騎象像(平安時代(10世紀))
国重要文化財 閻魔天騎牛像(平安時代(12世紀))
国重要文化財 快慶作・不動明王坐像(建仁3年(1203))
国重要文化財 大威徳明王像(上醍醐五大堂五大明王像のうち)(平安時代(10世紀))
国重要文化財 金剛夜伹明王立像(上醍醐五大堂五大明王像のうち)(頭部 鎌倉時代(13世紀)、体部 江戸時代)
等
美術・博物館情報
大阪中之島美術館
https://nakka-art.jp/
開館時間
常設展は無し
各展覧会により設定
休館日
各展覧会により設定
料金
各展覧会により設定
所在地
大阪府大阪市北区中之島4-3-1
アクセス
■鉄道
京阪電車 中之島線「渡辺橋」駅より徒歩約5分
京阪電車 本線「淀屋橋」駅より徒歩約15分
大阪メトロ 四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩約10分
大阪メトロ 御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩約15分
JR 東西線「新福島」駅より徒歩約10分
JR 大阪環状線「福島」駅より徒歩約15分
JR 大阪環状線「大阪」駅より徒歩約20分
阪神電車 本線「福島」駅より徒歩約10分
阪神電車 本線「大阪梅田」駅より徒歩約20分
■バス
JR大阪、各線梅田駅より
大阪シティバス 53号・75号系統
「JR大阪駅前」→約10分「田蓑橋」バス停より徒歩約2分
※帰りのJR大阪駅方面へは「渡辺橋」利用が便利